大阪万博で飲んだチェコビールが美味しかった🍺
また飲みたいなぁ🌛
どうも、ちゃむです。
今日はオーストリアの赤ワインの世界です。
オーストリアの代表的な品種の一つ、
ブラウフレンキッシュ種
これまた面白い品種です!
オーストリアの白ワインの世界は
前回の記事のモリッツワインで紹介しています。
ブラウフレンキッシュ種ってどんな品種?
✔ シノニムがとにかく多い品種
✔ オーストリアでの栽培量2位
✔ 酸度が非常に高い
《シノニムがとにかく多い品種》
ブラウフレンキッシュは
ゴーアイス・ブラン(ピノ系の親)とリューネンヘッセンの品種の自然交配によるものと
考えられています。
ブラウフレンキッシュはオーストリア名であり、多名性の品種です。
例えば、
ドイツでは「レンベルガー」
ハンガリーでは「ケークフランコシュ」
スロベニアでは「モドラ・フランキニャ」
チェコやセルビアでは「フランコフカ」
イタリアでは「フランコニア」
クロアチアでは「ボルゴニャ」などなど・・・
別名が有りすぎて混乱するわ!!!🌚
統一してくれよってぐらい多くの名で呼ばれている黒品種。

でもね、直訳するとどれも『青』が付く名前なの。
ヨーロッパでは黒葡萄を青葡萄と呼ぶかららしい
《栽培量2位》
オーストリアではツヴァイゲルトの次に
多く栽培させています。
主にブルゲンラント州に集中していて、
その中でも
ミッテルブルゲンラント、
南ブルゲンラントのアイゼンベルク
が主要産地です。
ブルゲンラント州は『ブラウフレンキッシュの国』と言われているぐらい栽培に適した州です。
暑すぎる気候には向いていなくて、
冷涼〜温暖が最適
湖や高原など日差しが十分にあり、夜は涼しいエリアを好む
寒暖差があり鉱物にと富んだ土地との組み合わせで
他にない複雑性を増す。
《酸度が非常に高い》
若いうちは、野性的で酸度と渋みが非常に高い品種です。
長期期間ゆっくりと熟成させると、もの凄く高いポテンシャルを発揮する品種ですが、長い期間を要するのでなかなか、注目されにくい品種でした。
しかーし、この品種にとっては、
好都合な近年の温暖化により、
夏の高温により酸度が抑えられ、
渋みは丸みを帯びて、
とても造りやすい葡萄に変貌しました。
単一品種で造られやすくなったブラウフレンキッシュ種ですが、
最高峰のブラウフレンキッシュの
味を楽しむには
長期熟成が必要不可欠です。
《🌝》
オーストリアのトップ生産者の赤ワインでも、まだまだ低価格帯!!!
これから大きく伸びるワインも多くあり、
長熟タイプなら
今のうち購入して寝かして置くのも有り有りのありですね🌝
今後も大きく、注目させる品種だと思います。
MORIC BLAU FRANKISCH ワイン
そのブラウフレンキッシュの特徴を最も忠実に映し出すのが
モリッツのワインです

✔ 2022年 MORIC BLAU・FRANKISCH
✔ オーストリア
✔ ブラウフレンキッシュ種 100%
✔ アルコール13%
✔ 古樹・低収量・ノンフィルター・自然酵母
✔ 500ー400の大樽
ブラウフレンキッシュ種を語る上で外せない!!
MORICのブラウフレンキッシュ。
これか、って思うほど葡萄本来の旨味を最大限に引き出されたかの様なワインでした。
ブルゴーニュを彷彿とさせられた。
エレガントでエクセレンッット!!✨️✨️
テロワールをそのまま表現したいと仰っている通りに
赤系果実の濃厚な香りと、
ピュアなダークベリーが広がり、
スパイシーさもしっかりあり
独特な質感と
ほんのり埃っぽさ。酸度は高い
ピリッとした一面もあるが
セクシーさのある赤ワインという印象。
ブラウフレンキッシュ種はタンニンが多い葡萄品種ですが、
エレガントに感じるのは
冒頭で述べたように、近年の温暖化により、それが丸みを帯ている事と
タンニンの抽出を抑え
大樽で樽由来も抑えています。
オーストリアの最優秀醸造家にも選ばれた事のあるモリッツのワイン
ブラウフレンキッシュ楽しむには
是非、一度🌝🌝
ワイン MORIC(モリッツ)とは?!
ざくっと解説
そのブラウフレンキッシュの魅力を最大限に引き出しているワイン
MORICワイン
✔ 創業者 Roland Velich(ローランド・ヴェリッヒ)
✔ ワイナリー名 MORIC(モリッツ)
✔ 設立 2001年頃
✔ 所在地 オーストリア ブルゲンラント州 ミッテルブルゲンラント地域
✔ ワインの特徴 ブラウフレンキッシュをブルゴーニュのグラン・クリュを彷彿とさせるワイン造り
ローランドは栽培や醸造を学ぶにつれ、
オーストリアの品種ブラウフレンキッシュ種は高いポテンシャルを持っている品種であり、
もっと評価されるべきだと考えていた。
ブルゴーニュの一流生産者(ロマネ・コンティ メオ・カミュゼなど)や北ローヌの生産者の元を訪れる内に、
ブラウフレンキッシュをブルゴーニュのような
格上ワインにしたいと思うようになった。
2001年頃 MORICを設立
“ブラウフレンキッシュをブルゴーニュのグラン・クリュのように表現する”
こと。
古樹・低収量・ノンフィルター・自然酵母を基本に、新樽を小樽をほぼ使用せず、全て大樽。
畑の個性をそのまま感じられるワイン造りを貫いている。
2010年頃には
ワイン評論家からは
『オーストリア赤ワインの革命児』
彼が作るブラウフレンキッシュは
『東欧のピノ・ノワール』と称される。
モリッツはオーストリア赤ワインのトップランナーとして世界的に評価されるようになった。
今ではオーストリアのブラウフレンキッシュを語る上で外せない生産者。
今日はこのへんで
今日という素晴らしい日を
Au revoir
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