こんにちは、
2025年もあと少しとなりました!!
2026年は沢山更新したいです!
どうも、ちゃむです。
今日、飲んだワインはフーバの
『アルテ・レーベン』
ドイツの白ワインです。
えーー?ドイツかー。
って思う方には強く勧めたいです。
きっと後悔させません!!🌝
父から息子に受け継がれた醸造所ですが
父と息子ではワインの味わいがまた違って
面白い✨️
ちゃむは、息子のユリアンが造る
白ワインが好きです🌝
ドイツ最南端のバーデン地方に
ドイツを代表する、もっとも有名な
天才醸造家 フーバー醸造所
があります。
ブルゴーニュ愛好家も注目する生産者の一人。
白はピュリニー・モンラッシェを
彷彿とさせます。
たった20年で駆け上り
『ゴー・ミヨ』で
最優秀ワインメーカーの称号を獲得した
若き天才ベルンハルト・フーバー。
その生涯は短く、若くしてこの世をさったが
息子のユリアン・フーバーが後を継ぎ
今や父を超える勢いで注目されている。
フーバーワインの中で
今日飲んだワインがアルテ・レーベンです。
フーバー醸造所の白ワイン アルテ・レーベン

✔ 2019年ヴィンテージ
✔ 生産者 ユリアン・フーバー
✔ 樹齢40年以上の古樹の葡萄使用 シャルドネ100%
✔ 澱との接触を長くとっている
✔ コシュ・デュリとの交流で彼の影響を大きく反映
2019年
彼の造るシャルドネによって
ドイツのシャルドネが
世界から注目されるようになった。
熟した桃の香り。
レモン、グレープフルーツ、オレンジ、フレッシュで多層的な酸味が広がる。
ガンパウダーの様な香り。
石灰の旨味と塩味と複雑性。
果実の透明感。酸が細く長い線の芯として通っている。
クリーミィーで長い余韻
2019年ヴィンテージ素晴らしかった!
まだ寝かしても大丈夫。
今飲んでも素晴らしい。
✔ 40年以上の古樹から収穫された
シャルドネ種を使用。
✔ 醸造は、澱との接触を長くとっている
のが特徴
樽発酵後、ユリアンはあえて
バトナージュ(撹拌)を行いません。
それは、
必要以上にワインに豊かさとリッチさを与えず、
あくまで硬質で繊細な味わいを追求する為。
テロワールを最大限に表現するといった
彼ならではのスタイルを取っているからです。
なので、ユリアンの白ワインは
若いうちは「硬い」「クール」「かなり酸が高い」
と感じるかもしれません🌚
ですが、
時間と共に要素が溶け込んでいって、
熟成すると一気に開花します。
このしっかりした酸が、長期熟成の
“柱”の役割をしてくれます
ブルゴーニュワインと勘違いするぐらいに
熟成させる事で真価が発揮する
ワインです。
『変化していくワインを楽しみたい』
『バーデン地方 マルターディンゲン村の
テロワールを感じてみたい』
という方には、
かなり刺さるはず🎅
ワイン飲み慣れている方には特におすすめで
見つけたらぜひ確保しておきたいワイン!
父の時と息子のユリアンでは
哲学と技術が少し異なります。
父ベルンハルトのワインと
飲み比べしたらめっちゃ解ります!
飲み比べしてみるのも面白いです✨️✨️
***ラベルには父の名の
ベルンハルト・フーバー
と記載されていますが、
ブランド名として記載されています。
ベルンハルト・フーバーが造っていたのは
2013年まで***
次回は
父:ベルンハルトと息子:ユリアンの
それぞれの『哲学と技術の違い』を
深堀りしたいと思います。
ワイン名を読み解く アルテ・レーベンとは?!
✔ 訳『古いぶどうの樹』🌲
古樹
ワイン名になっている『アルテ・レーベン』
とは、古いぶどうの樹と言う意味です。
そのままの意味で、樹齢40年の古樹からぶどうを収穫して造っているワインです。

古樹から収穫する意味ってあるの??

はい。ありますよ!!
古樹は1本の樹に房を少数しかつけられない。
古ければ古い程に、房の数は少なくなります。
太陽や土壌から吸い上げた栄養は
果実に均等に行き渡ります。
しかし、房の数が少ないほど、
1房あたりに多くの栄養が集中します。
その結果、果粒内の成分(フェノール類や芳香成分、エキス分 糖度)が
高密度に蓄積されます。
そして、
風味が凝縮し複雑性を備え、
テロワールをより一層反映した
ぶどうに育ちます。
要するに、うんっまい葡萄が育ちます🌝

はい、凝縮した葡萄が育ちます
ドイツの階級区分 ”VDP”を説明
ドイツもフランス、ブルゴーニュの様に厳しい
独自の品質基準に沿って
階級区分されています。
(ドイツは法律ではない)
VDP
(葡萄畑の格付け)
このVDPによって、同じ生産者さんの中でも
このワインはどんなワインかと
読み解くことがある程度できます。
*** ドイツは何度も改正があり、2012年から決まった制度*****
《特級》
最上級ぶどう畑を
VDP.GROSSE LAGEと呼ぶ
ここから産出した辛口を
特別にGGと呼ぶ
《長いので省略🌚 でもラベルにはGGと表記してるので
パルフェ!!🌝問題ないです》
辛口をGGと表記しますが、
甘口はまた別で別名があります。
ややこしいよ!ドイツワイン〜〜〜🌝
甘口ワインPrädikat(Kabinett/Spätlese/Auslese など)
↓参考までに
ドイツの甘辛度
《一級》
Grosse Lageほどではないにしろ
十分に畑の個性と高品質を備えている
一級畑
VDP.ERSTE LAGEと呼ぶ
エンブレムは『1』
《村名》
特定の村で造られた葡萄を使用
土壌や村のテロワールを感じる
VDP.ORTSWEINと呼ぶ
《エントリーワイン》
地域全体の葡萄を使用
その生産者さんの
入門編のようなワイン
価格は一番リーズナブル
VDP.GUTSWEINと呼ぶ
ざっくと4段階に分かれていて、
この表記名さえ覚えていたら、ワインを選ぶのも楽しいし
基準になるかと思います。
はい!!
ここで、アルトレーベンはどこのクラスやねんってことですよね。
↓この様に表記されています。

オルツヴァインです。
だーけーど!!🌚
またまた、めんどくさい
アルテ・レーベンは古樹から造られているので
V.Vと同じ扱いで
プルミエ・クリュクラスと言われています。
要するに、VDP上はオルツヴァインに分類されますが、
樹齢40年以上の古樹を使用している為
実質的には一級畑クラス、
あるいはブルゴーニュの
プルミエ・クリュ級に匹敵する品質と評価されています。
フーバーさんの歴史などはまた次回に
今日はこのへんで
今日という素晴らしい一日をAu revoir
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